【道場経営】入門者のニーズ分析
こんにちはセイケンです。
私は出身大学の拳法部コーチをしています。
2月に入れば新入部員を集める為に色々と動き出します。
今日の記事は部員を1人でも多く集める為のニーズ分析です。
クラブに関わらずニーズ分析は多くの場面で役立つので参加にして下さい。
マインドマップでニーズ分析
以下は新入生とはどんな要素を持っているかを表したマインドマップです。
小・中・高から比べて多種多様な人間が集まるのが大学です。
中学から高校に変わるだけでも、世界観の広がりを感じた方が多いと思います。
大学はその広がりがさらに加速します。
そしてこちらがクラブに求めてられる要素を表したマインドマップ&細分化リストです。
どれも中心に位置するテーマから簡単に連想出来る要素で出来ている事が重要です。
上記の2つを組み合わせて「どんな人間が何を求めているか?」これを意識するだけで、勧誘活動の非効率を抑える事が出来ます。
目の前に新入生が居なくても勧誘のイメトレが出来る人もいるでしょう。
なぜこの様なニーズ分析が役立つかは次の章で説明します。
二回生は初の勧誘
初めて勧誘を行う2回生にターゲットの存在・勧誘方法を具体的にイメージさせる為にニーズ分析が必要になります。
4月に入学した1回生が2回生になり、勧誘される側からする側に立場が変わります。
能動的に自ら行動する事なり、これは1年前とは大きく異なります。
一言で1回生を入部させる。と言っても何をすれば良いか具体的な行動をイメージ出来る人はほぼ居てません。
・とにかく声を掛けまくる
・とにかくビラを配りまくる
こんな声が返って来そうですね。凄くやる気を感じれるかも知れませんが、フォーカスしている範囲がとても限定的である事がわかります。
上記は広範囲に向けた宣伝であり、「入部する」と言うゴールからは随分と離れています。
下手な鉄砲を数打つ状態から、ターゲットを意識して具体的な行動イメージを描く事が出来るようにするのが目的です。
3回生・4回生の方々は大丈夫ですよね。
もし心当たりが有るなら、是非取り組んでみて下さい。
行動しなければ成果は出ない
当たり前の話ですが、マインドマップや方法を色々検討したところで勧誘活動を実際に行わなければ新入生は入部してくれません。
自発的に入部してくれるケースも有ります。
ただ、それに頼ってしまえばギャンブルをしているのと同じです。
自身が取り組んでいる物が良い物で有れば、多くの人にそれを伝えましょう。
良く考え、良く調べて、良く悩んだ結果・・・
行動しなければ必要な物は手に入りません。
ただ闇雲に行動するのではなく、方向性や目標達成までの道筋を見出して下さい。
今回の記事がこれからクラブと言う組織を大きくし、学生生活を有益な物に変えるのに役立てられれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。