道場経営はストック型ビジネス
こんにちはセイケンです。
私は学生の頃から拳法をやっています。
会社に勤めてながらですが、それなりに一生懸命に続けています。
今は支部の指導員と出身大学のクラブのコーチをしていますね。
そんな私は良く「もし自分が支部を持ったら〜」と言う妄想をします。
今日はそんな妄想を少し具体的に考えて見ました。
道場経営はストック型ビジネス
道場経営は「指導を受けたい」と言う方のニーズにマッチした双方向のストック型ビジネスです。
小売りや飲食店などのフロー型とは異なり、入門された方とは継続的な関係を維持する事になります。
また、同じ教育関連であっても情報教材などの一方通行に発信する物とも異なります。
習い事やお稽古事の月謝によるキャッシュフローとイメージすれば、理解しやすいでしょう。
ただ漠然と支部道場を持ちたいと思っていた頃はフロー型も一方通行の発信も判別せず、誰も同じだと思っていました。
携帯キャリアの様に入門された方と継続的に繋がる努力が重要になって来ます。
やりたい事とやるべき事の区別
自分がやりたい事、その為にやるべき事が別で存在します。
自分の支部道場を持ち経営していく事が、やりたい事であり、且つやるべき事だと思っていました。
しかし支部道場経営の具体的なアクションを少しずつ、細かくして行くと全く性質の異なった要素が混ざり合っている事に気が付きました。
やりたい事
習う立場にいた時は自分がやりたい事ばかり頭に浮かびます。
- 門下生に稽古をつける。
- 出稽古・他流派との交流。
- 自分も沢山練習する。
などなど上げるとキリがありません。
やるべき事
そしてやりたい事の全ては、やらなければならない事で成り立っています。
- 門下生を集める方法・稽古方法の研究
- 他流派との友好関係の構築
- 自分の練習時間の確保
更にはこれらに加えて私が苦手な事務処理やお金の管理が必要になって来ます。
私が本当にやりたい事は支部道場を立ち上げる事ではありません。
支部道場を経営・維持していく事です。
故に最優先はやるべき事をキッチリやりきる事が必要なのです。
兄弟子の貴重な助言
私が指導員をしている支部道場の支部長をしている兄弟子に、何が一番大変か聞いた事があります。
休めない事
即答で返ってきました。
最初は単に時間的な拘束や体調管理が大変なのだと思っていました。
しかし本当に大変なのはそんな表面的な事ではなかったのです。
継続する事そのものが大変である。これが真実です。
この質問をして置いてホントに助かったと思います。
そしてどんな業界であれ、結果を出している人は皆、この大変な事を当然として受け入れ継続している事にも気づけました。
私はまだまだ軽率な思いで「支部道場を持ちたい」と言っているのかもしれません。
今後は更に見えていない部分にアンテナを張り「やるべき事」は何なのかを把握していきます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。