ミスを取り戻す努力よりミスを起こさない努力の方が有益
こんにちはセイケンです。
ミスを取り戻す努力よりミスを起こさない努力の方が有益
ミスをリカバリーする努力より、ミスをしない方法を考える方が有益です。
ミスをするのは人間です。人間だからミスをします。
とは言え、ミスする事は完全に防げないからといって、リカバリーに力を入れるのは有効ではありません。
システムエンジニアの仕事をしていると尚更この事を強く感じてしまいます。
システムの要件や仕様を検討する上流工程が粗いまま進めた場合、開発やテストなどの下流工程にシワ寄せが来ます。
開始当初に立てたスケジュールが来たので、無理矢理に開発工程へ進んだ場合はこんなケースに陥ります。
上流工程の成果物の精度を見て、工程を進めるか判断しないと後で面倒な事になります。
思考・行動の網羅性の向上とその後の効果
ミスに対するリカバリーは本来必要のない事にリソースを消費してしまう事になるからです。
ミスはいつ起きるかわかりません。
どれだけのインパクトがあるかもわかりません。
必ず原因があるはずです。
除去出来ない原因もあるでしょうが、除去出来る物は除去した方が良いです。
そしてミスを除去する方法を見つける為に、今やっている事に付いて詳細を理解して問題点を見つける事になります。
リカバリーは消化して終わりの作業です。
逆に詳細の理解と問題点の発見は物事の改善に繋がります。
繰り返し行われる事に対して理解と改善が行われるので有れば、その数だけ効果を得られます。
加えて理解と改善が行われた箇所であれば、ミスは発生しない確率が高まる事で安心度も上がり、その後の生産性もともずれて高まります。
根拠のある安心は人間にとって大きな力になります。
ミスをしない環境作り
ミスがない事を確認すると共に、ミスが起き辛い環境を整える事も大切です。
何度も言いますがミスをするのは人間です。
作業する瞬間にどれだけ集中力を発揮しても限界があります。そして集中力に頼っては毎回異なる物が出来上がります。
そんな頑張りたいあなたを助ける為にも、色んな工夫をするべきです。
頑張るだけではなく、結果に繋げましょう。
- 静かな場所で作業をする。
- 手作業を減らす。
- 手順化する。
どうでしょうか?
より具体的な方法は皆さんがイメージしていると事柄によって様々な形にあると思いますが、これらを取り入れると効果があるはずです。
そして最も私がおススメする方法はこれ!
気分が乗らない時はやらない。
間違いないと思います。
下手に頑張るくらいなら、本当に今すぐにやるべきかを見直して仕切り直した方が良い結果を招きますよ。
自分にプレッシャーをかけ過ぎない様にして下さいね✨
最後まで読んで頂きありがとうございます。