人とコスト
人が何か行動する時にはお金や時間などコストが掛かります。普段、そんな事を気にしながら生活出来ている人は少ないと思います。
それを常に意識し続けるのは難しいですが、重要ポイントを押さえればチョットした事も大きく変わってきます。
無意識にやっている事、何と無く以前から続けている事、私も振り返れば無駄だな・辻褄が合っていないなと思える事を沢山してきました。
【時間の使い方とコスト概念】
先日、友人と喋っていて以下の様な話になりました。
「喉が渇いて飲みたいジュースが有るけど、コンビニは少し遠く時間が掛かるので水で我慢する。」
その時何をしていたかと言うと、家でゴロゴロしていたそうです。
つまり面倒臭いだけですよね。
コンビニへの移動時間を節約し、何に使ったかと言えば良くある浪費。
・・・やってしまいがちです。
【コストが上がるタイミング】
仕事中やその後予定が支えている場合、不要な行動は排除し時間を有効に使うべきです。
そのタイミングは当人にとって、生産性の高い時間だからです。
これは自分のみならず、他の人と絡む時にも同様です。
仕事中、いきなり急ぎの要件を振って来たり、電話に出るとそのまま話し始める人が居ます。
そう言った人は相手が今どんな状態なのかを意識出来ていません。生産性が高く、高コストな状態です。
仕事中に限らず、昼休みリラックスしている時に仕事の話をしてくる人が居ます。
休憩は何もしていないのでは無く、後の仕事で生産性を上げる為の貴重な時間ですよね。
【低コストの時間】
「ちょっと時間いいですか?」こう言った一言が有るだけで、相手の生産性を下げる事を回避出来ます。
集中モードや最優先のタスクをこなしている時に突然割り込まれると、カナリのインパクトが有ります。
(思考が寸断されるとか以前の問題と思っているのは私だけでしょうか?)
予めスケジュールを入れてもらうなり、こちらの空き時間を確認してもらえれば対応する時の負荷・気持ちも変わります。
【低コスト時間は生産効率向上】
同じ頼まれ事をこなすにしても、こちらの余った時間を有効に使って対応出来た場合、とても生産効率の良い仕事が出来た気持ちになります。
頼んだ方は仕事が進み、頼まれた方も仕事の幅や経験が蓄積されます。
逆の場合は頼んだ方は仕事が進むが、頼まれた方は後の予定に対する焦りや調整が発生し多くのエネルギーを消費します。
中には頼まれると断れない人もいます。断らない本人も悪いかもしれませんが、相手の時間を考えていない人は少しずつ距離を置かれて気がつけば孤立して浮いた存在になってしまいます。
(私は一緒に仕事したくないです)
一見、同じ様な事でも歯車が噛み合うか否かで、プラスとマイナスに別れます。
少しの配慮で互いにプラスを得られるので有れば、やらない手はないですよね。
まずは相手のスケジュールを確認する。
確認した上で話をし、余裕のあるタイミングであれば受ける側は広く受け入れ体制になします。
【注意点】
ただし「私は○○で困っています。解決して下さい。」と言ったお願い事の丸投げはダメですよ。
・状況を把握して
・問題点を分析して
・解決策を提案する
メチャ疲れます。
そこまでのお願い事を聞き入れてもメリットが発生する事はないでしょう。
困っている事に対して、自分で考えた対策を施したが解決しなかった時。
→他に良い方法はありませんか?
と言う形で問いかけで有れば、情報量も多く的も縛られるので答える側も対応しやすくなります。
やっぱ、相手の事を考えて行動・発言する事は大事ですね。
私も誰かに相談・お願いを持ちかける時は選択肢を用意する様にします。