【税金対策】なぜ高級車を買うのか(減価償却)
お金持ちの人が高級車に乗るのはわかるけど、「税金対策」の為に車を買った。と言う話を良く耳にすると思います。
これって、どう言う事でしょう。
ちゃんと理解していませんでした。
なぜ対策になるのか?
どう言う仕組みなのか?
調べてみると高級車の購入に大きなメリットがある事がわかりました。
調べた結果は後で役立てる為にブログ記事に起こして置きます。
良ければ、皆さんも役立てて下さい。
【車は仕事で使う物】
事業を展開し、会社を運営して得た利益に対して税金が掛かります。
利益に対してであり、売上に対して税金は掛かりません。
利益と売上の違いを簡単を表すと、以下の様な式になります。
利益 = 売上 − 経費
簡単ですね。儲かった分が利益なのです。
儲かっていない分(経費)にまで税金が掛かったら会社回らなくなっちゃいますよね。
つまり経費が膨らめば利益が減り、税金も安くなると言う事です。
そして車と言う物は移動に必要な道具であり、移動を伴わない事業は有りません。
移動せずに事業を営む事は可能かもしれませんが、移動が事業の一環として認められない事は無いでしょう。
経費として認められやすく、高額な経費として計上出来る車は、利益を下げ税金を安くする為の便利アイテムとした好まれる存在なのです。
【減価償却は分割払い】
車を買った年に購入費用を経費として計上出来るのはわかりました。
事業の売り上げが、高級車と相殺できる程に成長させるのは難しくカナリ限られた話だなと思ってしまいました。
そんな遠く離れた存在をグッと身近にする、減価償却と言う仕組みがあります。
車なら限らず、パソコンなど長く使い続ける物には一括で経費を計上するのではなく、何年かに分けて経費を計上する事が出来るのです。
何年に分けられるのかは物によってそれぞれ設定されており、その年数を「耐用年数」と言います。
車を例にとってみると、種類にもよりますが長いもので耐用年数は6年になります。
↓参考(国税庁)↓
つまり購入価格の6分の1ずつを毎年経費として計上します。1,200万円の車を買ったとしたら、この車の一年間の経費は200万円に分割され、6年間で1,200万円の経費計上が完了します。
どうですか?
これなら1,200万円の高級車が近くに感じられませんか?私は顔がにやけてしまいます。
新車として購入し6年が経過した車は減価償却が適用されないので、誰かに売ってしまえば更にお得ですよね。
こんなメリットが有るなら、事業運営にも力が入り売上も倍増間違いなしです。
売却したお金でまた新しい車を購入すると言うサイクルを狙いましょう。
ちなみに、知人から購入した中古車でも耐用年数が残って居れば経費計上が可能です。購入する際は忘れずにチェックして置きましょう。
<豆知識>
自動車税もとして納税した税金も経費として計上出来る。詳しく調べて置きます。(宿題!)
こんな情報を得ると減価償却は高い物を買う為の仕組みかと、勘違いしてしまいましたがその存在意義は別の所にあります。
初期投資などで一時的に経費が膨らみ、翌年以降と比べて経費額に大きな差が生まれ、正確性を欠いた経理となら無い様にする為です。
そうしたイビツな状態を避ける為に耐用年数で経費を分割し一定に保つ事が目的だそうです。
如何だったでしょうか。
頑張ってみんなで事業を起こしましょう。
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