【動画】技術に秘められた可能性と利用方法
皆さんの生活の中で動画というものが身近になって来たと思います。
見て楽しむだけであった動画は少しずつ、利用させる場面を広げ来ています。
・プレゼン
・操作説明
テレビやYouTubeの中にもこれらの要素を含んだ動画が多く見られます。
5GやVRなど技術の向上により扱いやすくなった動画を私達はまだまだ利用しきれていません。今後動画はどういった使われ方をするのか?
新たなビジネスチャンスにつながるのか?
考えてみました。
【動画の保存方法】
ご存知の通り、動画の容量はテキストや画像に比べてかなり大きくHD容量を圧迫します。
手元の端末に動画を保存する場合は容量に制限があり、画質を落とす・時間を短くするなどの対策が必要でした。
5G通信が一般化する事で通信速度と通信容量の制限がなるなり「手元の端末に保存する」と言う事がなくなると予想されています。
cloud上に重要な情報をバックアップしておく事が一般化されて来た流れに加え、今後は全てのの情報が手元の端末からcloud上のストレージに保存される様になりHDの概念から私達は解放されます。
現在でも会社から社員に付与されるノートPCなどはシンクライアント化が標準的であり、全ての情報はサーバーに保存される様になっています。
持ち歩いているノートPCはUIとディスプレイの機能を有しているだけ、業務を遂行出来る様になり紛失時のセキュリティ面でも安心だからです。
この状況が動画にも適用され、個人や防犯カメラが捉えた動画情報もcloud上で管理・閲覧する世界がまもなく訪れます。
タイムラグ無しで閲覧出来て、ギガ不足の心配がない世界です。今から待ち遠しいですね。
【集められた動画情報】
今までは各所にバラバラで保存されていた動画。
家族や友人達との記念、YouTube投稿などエンターテイメント要素が強かった動画は通信速度・容量の制限から解放され、多種多様な情報を得るのツールの役割を果たし、収集・蓄積されていきます。
それらの情報はやがて一つの巨大なストレージ上に集められ、動画情報を基にしたビッグデータから新たなビジネスが展開されていくのではないでしょうか。
今まで取り扱われていたビッグデータは人が残したログ情報から行動パターンや好みを分析し、次に求められる物を見つけ提供するサービスに用いられてきました。
基となるデータがログから動画に切り替わった時にどれだけの情報が得られるのでしょうか。
言うまでもなくテキストより画像、画像より動画の方が情報量は多くなります。
人の目では感じ取ることの出来ない変化や小さな物も、動画として捉えられた情報は時間を掛け精密に分析する事も可能になります。
【これからの動画ビジネス】
蓄積された膨大な動画情報は何に利用出来るのか?
仕事終わりの私の頭をひねっただけでは、人に語れる程の物は出てきませんでした。
それはもっと真剣に、人が未来に向けて何が大切なのかを考え、何を求めるかで姿を変える事ではないでしょうか。
人間は貪欲です。
もっと多くの人が、もっと幸せに生きられる世界。
これを実現する為に動画情報が使われるのだと私は思っています。