【年金制度破綻】金融庁に足らない物
【 国民のお金の稼ぎ方を教えない日本 】
つい先日金融庁が年金制度が破綻しそうであるとの報告を発表しました。ご存知の方も多いと思います。
主な要因は以下
・年金を受け取る人口の増加
・働き盛り世代の人口の減少
今始まったことではありませんが、みんな予想より長生きして人口バランスが崩れてしまったから、需要が供給を超えた状態です。
それに伴い金融庁は国民に対して「頑張れ!」とのメッセージを送ると言う、医者が匙を投げる状態になりました。
(今まで散々為体なやり繰りと見当違いの指標を打ち出して来た挙句にこんな結果を招いておいて、何を・・・と愚痴りたくなります)
要は「税金が足らないから年金は宛てにしないでね」と言う事だと理解しました。世の中では前から言われ続けてた事を、腹を括って報告できたので皆さんそこはわ褒めてあげましょう。
では年金を受け取る側の国民はどうなのかと言うと、年金制度だけが傾いたので有れば受け入れる事も可能でしょうがそうではありません。
・社会保険料の増加
・退職金の減少
・消費税などの税率の増加
上記の様な傾向があり、これでは現役世代が老後に向けて貯蓄する事とままならならません。更に悪い事に、この傾向は収束する気配無く今後もその勢いを増していくでしょう。
そして金融庁が年金制度破綻に関する報告と共に以下の様な生き方をする様に、とのお達しが出されました。
・今から資産運用をしてお金を貯める
・少しでも長い期間働く
・引退後も貯蓄を運用し資産の枯渇を回避するわ
【 根本的な解決方法 】
税収を増やせば良いのに、、、と思います。
今のまま増税されたら国民は間違いなく、文句を言い暴動を起こすか、はたまた国外へ移住を計画し絶対的なカリスマのいる北○鮮に骨を埋める人を出てくる事でしょう。
私が思う根本的な解決方法とは単純に増税するのではなく、増税に耐えうる収入を得られる様に国民を育てて税収を確保するのです。
(年金制度そのものの存在意義については目を瞑っています)
日本人はお金や税金に対するリテラシーが低いと言われています。と言う事はそこに伸びしろが有ると言う事だと考え、そこを伸ばすのです。
今の日本人ならその他の情報は興味を持って耳を傾けるはずです。
サラリーマンの年収が平均500万円と考えた場合、所得税率が20%+住民税が掛かり納税額はおよそ2〜30万ほどになります。
所得に対する税金は累進課税と呼ばれ、所得が増えれば増えるほど税率が上がり最大45%になります。
課税所得が4,000万円を超えると最大45%+住民税10%が掛かり、もし仮に課税所得が1億円の場合は5,500万円が税収になります。
一人で200人分納税させる事になりますね。
ただし、1億円を会社のお給料から貰うケースは稀で、投資などの資産運用で得るのが現実的です。この場合の収入は給与所得では無くなるので税率も一律の20%になり、税収も2,000万円。
これでも100人分近くの納税を肩代わり出来る計算。
まあ、テキトーにそろばんを弾い金額が正しいかは追って勉強&見直しをするとして会社で働くサラリーマンを育てても日本を支える事が出来ないので、別の形で稼げる国民が育ちやすい様に変えていけば状況も改善されるのでは無いかと思うのです。
その辺の教育を国に任せるとあらぬ方向に行ってしまうので、個人で資産を築いている人をサンプルとして公開すれば皆んなその人を追いつけ・追い越せで成長するのではないでしょうか。
【年金として納めたお金】
「年金要らないから税金返してくれ」とまでは言いません。
破綻してるんであれば、これ以上給与から引くのはやめて欲しいです。
ここが切実です。